金(四元音響),藤原(九州芸工大)
研究発表:日本音響学会研究発表会(1998)
T型防音壁の上端に音響管配列を設け、上端が音響的にソフトな表面を持つ防音壁の実現を試みた研究発表の第5報。今まで検討してきた道路用防音壁とは違って、多重反射の影響が大きい鉄道防音壁にした場合の検討結果。多重反射によって効果が少々落ちるものの、他の防音壁に比べては良好な結果が得られた。
日本音響学会講演論文集(1998年9月,813-814)
藤本(四元音響)
研究発表:日本音響学会 騒音・振動研究会(1998)
迷路型消音器の減音量について、幾何音響理論に基づいたいくつかの方法により予測計算を行い、波動理論による数値計算結果と比較した。その結果、消音器の流路幅が2波長となる周波数以上では波動性が弱くなり、境界エネルギー積分方程式などによる幾何音響的な扱いが有効であることがわかった。
日本音響学会騒音・振動研究会資料 N-98-48