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騒音・振動分野における調査・分析・予測・評価・対策立案等コンサルティング

 さまざまな形で存在する騒音・振動問題は、いかに良い精度で測定を行い状況を把握するかが重要です。その上で、環境基準や騒音・振動規制法などで定められた目標値を満足させるための対策方法を検討する必要がある他、道路や工場などの新設にあたっては完成後の予測を行い、事前に周辺環境を保全するための方策を準備することが求められています。

 騒音振動分野における調査・対策・予測評価等コンサルティングは当社の創業以来最も中核をなす業務です。各種騒音・振動環境の現況評価や、実際に騒音・振動の問題が発生した道路や工場等の対策検討、あるいは環境影響評価の騒音・振動分野において、事業の業種を問わずさまざまな場面で数多くの実績を重ねています。

 これらの業務は、単なる技術にとどまらず、経験の有無が大きく結果を左右する場面があります。当社は創業以来、騒音や振動、音響分野に特化した事業展開で得た豊富な経験から非常に多くのデータベースを有し、迅速で的確なサービスを提供しつづけています。

 道路や工場、発電所などの騒音影響評価、騒音対策検討においては、精度の良い予測結果を得ることが重要です。例えば、精度の良い予測結果を得ることによって、コストパフォーマンスの良い対策案を提供し、無駄を省くことが可能になります。

 当社は平成11年(1999)、ISO9613-2(音響学-屋外の音の伝播減衰-その2:一般的計算方法)を基本に、長年わたって蓄積してきた計算手法のノウハウや調査・検証実績を取り入れ、騒音の伝搬予測計算シミュレータ「せみしぐれ for Windows」を自社開発しました。これにより、屋外における騒音伝搬予測を行う場合には、音源や遮蔽物などを適切にモデル化して入力するだけで、精度の高い予測計算が可能になりました。例えば、工場の新規立地や増築の際の環境影響評価、大規模小売店舗立地法の騒音に関わる総合的な予測・評価などに威力を発揮しています。

 自社予測物件を実地検証する機会を多く持てることから、これらの検証結果をもとに、常に高精度を追求するための改良を加えています。音響の専門家がプログラミングすることで常に最新のバージョンを維持できることが大きな特徴です。