当社では、音響実験や製品試験・開発に不可欠な実験室等の設計・施工を行っています。
実際の現場における諸問題に取り組んでいる経験を活かすことで、お客様の目的に最適な仕様をご提供することが可能です。
代表的なものを2つ、ご紹介します。 ※ いずれも九州大学芸術工学部音響設計学科3号館
部屋のすべての壁面で音を吸収し、全くと言って良いくらい響きの無い空間になります。
様々な音響問題の研究・開発に不可欠な実験室です。
部屋の響きをさまざまに変化させ、どのような状態が心地よいか、あるいはどの程度の響きで音が良く見えるようになるか、といったことを探るための実験を行います。
写真の右側に映っている側壁パネルが可変装置です。この扉を開閉することで、響き具合(残響時間)を様々なパターンで調整することが出来ます。
室の後壁の様子です。共鳴器配列によって低周波数域の音を吸収するための特殊な吸音構造体で構成されています。